レンズを極める

実はディストーションという効果は、他の収差と違っていくら絞り込んでも改善されないものなのです。望遠レンズも時々使用しますが、やはり使いやすく重宝するのが広角レンズだ。ディストーション等がひどいためです。私はレンズを保護するために常時装着していますが、撮影時には外すようにしています。

広角ズームレンズに対して全体的にいえることですが、シグマ10-20mmの場合なら端の10mmと20mmを使用しない方がいいでしょう。なんと言っても、魚眼を除けばこれ以上の広角がないのですから。どれもいいレンズですが、シグマ10-20mm F4-F5.6が私のおすすめです。発売された当初は、最初から不良になっているものが多くて、だいぶ問題視された製品でしたが、新しく作られたものは安心して使えます。

10-20mm のズームなら、12mmから18mmの間で使用するのをおすすめします。垂直線が曲線になってしまうからです。フィルターについては、賛否両論があります。レンズフードは、装着するかしないは自由だが、無いよりはあった方が、遮光だけでなく、レンズ保護にも有効となります。

風景写真を撮影するときには、このディストーションはあまり問題にならないですが、建築写真では大問題を引き起こします。フルサイズなら、やはり12-24mm F4.5-5.6 EX DGでしょう。どうしても気にしてしまうような歪みは、Photoshopなどの画像ソフトで補正しましょう。広角レンズの中でもよく使用するのが、DX Zoom Nikon ED 12-24mm F4、 同Nikon ED 18-70mm F3.5-F4.5、シグマ10-20mm F4-F5.6EX DCの3本です。